八重の桜 新島襄
八重の桜でヒロイン・新島八重(綾瀬はるか)の二番目の夫・新島襄を演じるのは、オダギリ・ジョーさんです。
八重と新島襄は、会津戦争後の京都で当時の京都府知事から紹介され出会います。
新島襄は、西洋の文化に馴染んだ洗練された男性だったようで、男勝りで勝気な性格の八重とはお似合いのカップルだったようです。
結婚後、八重は夫・新島襄のことを「愛夫」と呼び、妻は夫の三歩後ろを歩く…の時代に夫の新島襄と方を並べて歩く八重の姿は、周りから横柄な態度として見られ「悪妻」と呼ばれることもあったそうです。
でも、この二人そんなことは全く気にしない仲睦まじい夫婦だったそうです。
そして、大河ドラマ「八重の桜」でも使われている“ハンサム・ウーマン”という言葉は、八重の夫・新島嬢が“美しい行いをする”という意味を込めて八重の事を表した言葉だそうです。
素敵な夫婦だったみたいで、とても羨ましいですね!
しかし、新島襄は48歳の若さでこの世を去ってしまいます。
残された八重は、気落ちする暇もなく次の目的に向かって歩き出します。
それが、会津戦争で負傷者の手当てなどをした経験から興味をもっていた看護師の仕事です。
八重は、看護師の育成に携わり、日清・日露戦争の時に篤志看護婦として傷病者の看護にあたったと言われています。
「八重の桜」では、どの辺まで描いてくれているのでしょう?
八重は、夫・新島襄の死後42年間の間、看護婦の育成に力をいれたそうですよ。
「自分は、女だから」とか「誰もやっていないから」という理由で、何かを諦めたりせず、自分らしく精一杯生き抜いた新島八重の87年間…。
「八重の桜」で、綾瀬はるかは、八重をどんな風に演じきってくれるのでしょう。
綾瀬はるか 八重の桜
綾瀬はるかがヒロイン・新島八重役として出演している大河ドラマ「八重の桜」は、東北の会津が舞台となっています。
綾瀬はるかは、被災した東北に向けて「観た人が元気になるようなドラマ」にしたいと意気込みを語っていたそうで、この大河ドラマ「八重の桜」に懸ける思いが強いようです。
女優・綾瀬はるかさんといえば、大ヒットドラマ「JIN-仁-」や「ホタルノヒカリ」などに出演されていますね。
映画では、「世界の中心で、愛をさけぶ」や「おっぱいバレー」が有名ですね。
どの役も見事に演じきっていて、素敵な女優さんだなと思います。
今回「八重の桜」でヒロイン・八重を演じるにあたって、役作りのために福島や京都などの八重のゆかりの地を訪れ、新島八重の魂を感じて来たそうです。
そんな綾瀬はるかさんの頑張りが実を結び、八重の桜「ならぬことはならぬ」の初回視聴率は、宮崎あおい主演の「篤姫」を超える21.4%(関東地区)という高視聴率だったようです。
「平清盛」が残念な結果になってしまったので、NHKも相当気合いを入れているみたいですよ。
主演の綾瀬はるかさんだけではなく、周りを囲む俳優の方たちも豪華なメンバーで、NHKの気合いの入れ方が窺いしれますね。
幕末から明治、昭和へと激動の時代を駆け抜けた一人の女性・新島八重。
色々な困難が降りかかっている現代に力強くエールを送ってくれているような気がします。
綾瀬はるかさんの言うように、八重の生きざまに元気づけられる人が増えて行くといいですね!