八重の桜 秋月
八重の桜に出てくる会津藩士の一人秋月悌次郎に注目してみました。
八重の桜を見ていても分かることなのですが、会津藩士の中には特別優秀な人が多く、個性的な面々が揃っていますよね。
秋月悌次郎、山本覚馬、新保修理、山川大蔵この4人は特別優秀と言われています。
今回は会津藩士の中でも交渉役として活躍した北山有起哉さん演じるこの秋月悌次郎とはどういう人物なのか紹介しようと思います。
まだ八重の桜で描かれていない部分に触れるので見たくない人は気をつけて下さいね。
秋月さんは下級武士の出身です。
藩校・日新館に学び、幕府直轄の昌平坂学問所では書生寮の舎長を務め、九州など西国諸藩の各地を巡り歩きます。京都守護職では公用方に任命され、その実力が買われ諸藩との交渉に当たることになります。
八月十八日の政変のきっかけを作ったのも秋月さんでさらに、長州勢力を駆逐した薩摩との間に結ばれた薩会同盟の立役者にもなるのですが、これが原因で周りから妬まれ一時は蝦夷代官として蝦夷に左遷されてしまいます。
この蝦夷代官というのは昔でいう重罪人の流刑地の監視や送致などの役目をすることです。
戊辰戦争の時には新保修理の後継として軍事奉行添役を務めるなどしていましたが、戦場では主に裏方として活躍していました。
降伏の際にも和平の使者を務め、会津の未来を白虎隊たちに託して一線を退きます。
八重の桜でも秋月と覚馬がお互いの才能を認め合うような話がありますが、会津にいる人達は本当に優秀な人達が多く、なぜこんな悲劇の歴史を辿ったのか不思議なほどです。
八重の桜の桜
八重の桜の桜が話題に挙げられていますよね。
あれはどこにあるの?と探している人が多いので私も調べてみました。
まずオープニングで見ることが出来るあの桜は「石部桜」というそうです。
この巨桜見る者の目を奪う魅力がありますよね。
最初この八重の桜の桜をオープニングで見た時にCG かな?と疑うほどの壮観でした。
日本人の心の花と言うに相応しい美しさですよね。
これだから日本人をやめられないです!
四季それぞれの美しさは日本でも古くから大切にされてきたものです!
と、話を戻しますが会津には五桜と称される桜の木があり八重の桜の桜の「石部桜」がこれに入るそうです。
場所は、会津若松市郊外にある飯盛山の近くの「旧滝沢本陣」の近くです。
桜のシーズンになると案内人もいます。
今年の春は凄い観光客だったようで美しい景色に見惚れていた人も多かったようですね。
八重の桜の桜だというだけでこれは相当な人気が伺えますけど福島に観光客が増えるのはいい事だなと感じました。
一度は私も生で見に行ってみたいなあと思います。
ちなみに八重が普段読書をするお気に入りの桜、あと八重と尚之助が出会ったあの大きな桜の木はまた別の物だそうです。
調べてみると美術さんが作り上げたセットだそうです!
これは驚きました。
あの青い空の中心にそびえたつ桜は本当に綺麗でした。
でも桜の木に登ることも、ましてや枝を折るのは当然ですけど日本では犯罪になってしまいますからそりゃいくらなんでもセットですよね。笑