八重の桜 尚之助
八重の桜でも会津にとって、そして八重にとっても重要な人物となる川崎尚之助について詳しく紹介していきます。
八重の最初の夫であることは八重の桜を見る上でもはや有名な話ですよね。
尚之助に関してあまりにも不明な部分が多かったのですが、今回大河ドラマ八重の桜の八重の夫ということから研究が進み多くの事柄が明らかにされました。
尚之助は博識で蘭学、砲術に長けた知識を持つ男でした。
その事から八重の兄覚馬はその才能を高く評価していて後々会津日新館の教授に任命されました。
その砲術の知識から会津藩士として京都へ派遣するよう覚馬は願い出ましたがこれを却下されます。その為会津藩士にするべく八重と結婚させたという記述もあるのですがこれが真実かどうかは分かりません。
その後も八重の桜でどう描かれて行くのかは分かりませんが、会津藩士として籠城まで参加したのか、それとも間逆の人生を歩んだのかは諸説あります。
尚之助と八重の離婚も同様で詳しい詳細は明らかにされていません。
降伏から1年が経ち、会津の再編が許された時尚之助は東京で謹慎しています。
その後京都に滞在した模様ですが、のちに斗南藩に移ったとされています。
そして斗南藩で貿易の仕事に就くと人に騙されデンマーク商人デュークから訴えられてしまいます。
そして裁判まで不遇な日々を過ごしながら39歳の若さで慢性肺炎に侵されて他界したという記述があります。同時に裁判もこの死が理由で終結となりました。
八重の桜で尚之助がどう会津に関わっていくのか興味深いですよね。
八重の桜 吹奏楽
八重の桜で使われるメインチェーマが吹奏楽にアレンジされ話題になっています。
この八重の桜の主題歌の原曲は坂本龍一さんが担当しました。
坂本龍一さんが大河ドラマのメインテーマを担当するのは意外にも今回の八重の桜が初めてということでした。
世界的な音楽家の坂本龍一さんですからもうとっくの昔から担当されている気がするんですけど今回八重の桜がどれだけ力が入っているか分かりますよね。
そしてオープニングを見てもらうと分かるように素晴らしい曲なので吹奏楽でアレンジされて演奏されていることは是非聞いてみたくなる試みですよね。
吹奏楽セレクションといってCDが発売されるようなので聞いてみたい方は是非ウィンズコアというサイトで調べてみて下さい。
私は吹奏楽で聞くのもまた味わい深いものがあると思います。
コアなファンが多かったりしますし、吹奏楽には圧巻する独特の世界観がありますよね。
楽曲の吹奏楽化は確かなオーケストレーションで定評のある渡部哲哉さんが担当しました。
オリジナルスコアをもとに、原曲の響きを忠実に再現したアレンジとなっています。
最後のピアノの部分は、ピアノがない場合オプションで管楽器でも演奏できるようになっているそうです。
こういうのが流行ると全国の吹奏楽をやっている学生なんかが八重の桜のテーマ曲を演奏する日もあるかもしれません。
会津なんかでは特にあり得る話だと思いますけど生で聞ける日が来たらいいなと個人的に思っています。