八重の桜 新撰組
八重の桜の舞台となっている会津は、幕末という時代が生んだ「新撰組」と深いつながりがあります。
まだ八重の桜には新撰組は、登場してきていませんが、そろそろ出てくる気配がしますね。
楽しみにしている人も、たくさんいるんではないでしょうか。
新撰組について少し書いてみたいと思います。
幕末の京都では、攘夷派の浪士たちが集まり治安が悪化していきました。
そこで幕府は、京都守護職という新しい機関を作り、会津藩主・松平容保を就任させます。
その支配化の中で治安維持のために活動したのが「新撰組」です。
この新撰組は、浪人が集められて結成され、会津藩預かりとして活動していきます。
大政奉還の後、戊辰戦争には「旧幕府」軍として闘い、その後消滅したとされています。
「池田屋事件」などが有名ですね。
イメージ的には、人を人と思わずに斬りまくっているイメージで…、会津藩預かりだったとは思えない…。
私的には、新撰組に対してそう良い印象はないんですけど、新撰組ってやたら人気がありますよね。
今回の大河ドラマ「八重の桜」で新撰組の斉藤一を演じるのは、降谷建志さん。
そして、土方歳三を演じるのは村上淳さんです。
降谷建志さん演じる斉藤一は、会津藩の八重の幼馴染の時尾と結婚します。
この斉藤一は、幕末は新撰組三番隊組長として活躍し、維新後も会津と深い関わりを持っていた人物のようです。
幕末に活躍した姿だけではなく、維新後の斉藤一がどのように会津と関わりを持っていたのかあまり知られていないそうなので、これからの八重の桜が楽しみです。
八重の桜 桜の木
八重の桜のオープニング映像に使われている、立派な大きな桜の木が話題になっているそうです。
この立派な桜の木は、残念ながら本物ではないみたいです。
「会津五桜」と言われている桜の中の一つ、“石部桜(いしべざくら)”と呼ばれる桜の木をイメージして作製された偽物みたいです。
でも、本物みたいに見えますよね。
八重の桜で作られたこの桜の木は、高さ7m幹回りが2mという本物の“石部桜”に負けず劣らずの立派な桜の木みたいですよ。
NHKの美術スタッフさんの技術は凄い!この桜の木を作製するまでに約1ヶ月もかかったそうです。
本物の“石部桜”がどんなものなのか、見に行きたいです。
そして、この八重の桜のオープニングで使用された桜の木は、八重の桜のセットを再現した「会津ドラマ館」に展示されているそうです。
これも見にいってみたいですね!
この「会津ドラマ館」は、会津若松市の鶴ヶ城公園にあるみたいなので、春が来たら本物の「石部桜」と、NHKの美術スタッフさんが作った「石部桜」の両方を見に行くと面白いかもしれませんね。
それから、八重の桜のオープニングの最後の方で、桜の色の何百という傘が次々と開いて行く幻想的な映像。
これは、小学生365人が作り上げた感動のシーンだそうです。
このロケは、昨年の夏に撮られたもので、残暑厳しい中、撮影に2時間以上もかかったそうです。
この時に使われた傘は、京都の老舗のお店が特注して作った和傘のようです。
CGではなかったんですね。
次に八重の桜を観るときに、オープニング映像をもっとちゃんと観てみようと思います。