八重の桜 感想 10話
八重の桜、第10話を私の感想と共に紹介していこうと思います。
歴史的にも有名な「池田屋事件」がこの10話で描かれます。
会津の歴史を大きく動かした池田屋事件は八重の桜でどう描かれて行くのか、皆はどんな感想を抱くのか、そこに注目したいですよね。
前回の八重の桜、9話で八月十八日の政変で功績が認められ、「新撰組」を名乗る事を許された「壬生浪士達」ですが、10話で会津にとって新撰組はどんな組織だったかを思い知らされる事件が起きました。
池田屋事件は長州の攘夷派が画策する為に集まった部屋を新撰組が強襲するという事件でした。暗殺などの物騒な事件がようやくおさまってきて、京都を火の海に落とそうとした連中を成敗してのですから新撰組は一躍時の人となりました。
しかしこの池田事件は新撰組の独断で、預かりとしている会津が全責任を負う羽目となるんですね。
「これで会津は敵持ちとなった」
と心配するのも束の間、長州が1000人を超える大群で上洛しました。
「会津の戦いには付き合えぬ。」
ここで慶喜はその責任をすべて会津へと転嫁します。
あれだけ命をかけて京を守ろうと言っておきながら何を言ってるんだコイツとみんながそんな感想を抱いたでしょう。
それを受け会津と京を繋ぐ橋となっていた秋月がここで責任を取らされ、会津へ帰ってくる話になり、頼母はいよいよ兵を増やさなくては会津を守れぬと考え動き出します。
ここまでが八重の桜10話のお話ですね。
八重と尚之助も不安の中お互いを想い合う様な様が描かれていたのもほっとすると共に、時代の流れに不安を隠せないような雰囲気に切ない感想を持ちました。
八重の桜 感想 9話
八重の桜、第9話を私の感想を交えて紹介したいと思います。
京都に包まれる不穏な空気の中、会津がどういう行動を迫られるのかに注目が集まる9話ですね。八重の桜のメインのカップルにも動きがあります。
八重の桜もいよいよ面白くなってきましたね!
会津では照姫の右筆選びが行われていました。八重は照姫様を知ると、この方に使えてみたいと右筆への憧れを露わにします。
しかし選ばれたのは時尾でした。
照姫に使えるのは私しかいないとまで思っていた八重は落ち込んでしまいました。
そこを尚之助が本音を語り、八重を励ますシーンがよかった感想があります。
「八重さんがいなくなればここで一緒に銃を作る仕事が出来なくなる。八重さんの代わりはいない。」という言葉に八重は心底嬉しそうに決意を固め直しました。
ありきたりな感想ですが、凄くいいシーンでドキドキしました。
9話で一番見入ってしまうシーンでしたよ。
その頃容保たちはというと薩摩から長州を都から追い出すように助けを求められます。
長州の暴挙を見逃せるわけがない容保は兵をあげ、薩摩と会津同盟を組み、八月十八日の政変で見事長州を撤退させます!
この部分の感想では、勝どきを挙げて叫ぶシーンが震えました。
そして帝から感謝状を受け取り、「これからも一緒に戦おう」という和歌まで頂き、涙して喜ぶシーンがよかったですね。
9話ではここまでです。
会津はすべてが順調なようですが、面白く思わないのはどうやら長州だけではなさそうな雰囲気が立ちこめています。
八重の桜登場人物それぞれに道が開かれてきましたね。
どうなるか分かりませんが、次会はいよいよ池田事件ですからね!