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八重の桜 キャスト 家茂

八重の桜に登場する人物の一人、徳川家茂のキャストや人柄について今回は書いていきたいと思います。

 

 

 

徳川家茂は、江戸幕府第14代征夷大将軍として知られています。

始めは、第12代征夷大将軍であった徳川家慶の偏諱を賜って徳川慶福と名乗っていたそうです。

 

徳川家茂に関する周囲の評価としては、血筋に拘らず、英明な風格を備えており、勝海舟をはじめとする幕臣からの信望も厚く、忠誠を集めたといわれています。

 

また、徳川家茂は満20歳という若さで病に倒れ、そのまま死去したことに対し、勝海舟は「若さゆえに時代に翻弄されたが、もう少し長く生きていれば、英邁な君主として名を残したかもしれない。武勇にも優れていた人物であった」と後に語られたそうです。

 

 

病で死去した徳川家茂ですが、その原因とは大の甘党で羊羹や氷砂糖、金平糖、カステラ、懐中もなか、三色菓子などを好んでいたためともいわれているようです。

 

徳川家茂の遺体から、歯の虫歯の度合いが酷く、残存する31本の歯のうち、30本が虫歯に侵されていたとのことです。

 

それらから、虫歯が原因で体力を弱め、脚気衝心、更には高階ら漢方の典医は脚気との診断を下しましたが、西洋医の幕府奥医師達はこれをリウマチだと譲らなかったなど、医師間の診断内容の相違も加わり、徳川家茂の命を奪ったのではないかと予想されています。

 

 

そして、そんな徳川家茂を今作、八重の桜で演じたキャストは葉山奨乃さんです。

1995年12月19日生まれの現在18歳の俳優さんです。

 

八重の桜では徳川家茂役のキャストとして、第6回、第8回、第14回、第15回に出演されました。

第15回では、徳川家茂の死が描かれ、記憶に新しい方も多いと思われます。

 

 

八重の桜は物語の性質上、登場人物の死やそれに伴い、キャストの出演もなくなってはしまいますが、またどこかで活躍されることを期待して作品を楽しんでいきたいですね。

八重の桜 キャスト 龍馬

八重の桜に登場する人物の一人、坂本龍馬についてキャストや人物像などを今回はご紹介していきたいと思います。

 

 

 

坂本龍馬は、天保6年11月15日(1836年1月3日)から慶応3年11月15日(1867年12月10日)までの時代を生きた、江戸時代末期の武士、土佐藩郷士です。

 

土佐郷士に誕生し、脱藩した後は武士として活動し、貿易会社と政治組織を兼ねた後の海援隊となる、亀山社中を結成されました。

 

また、薩長同盟の斡旋や大政奉還の成立に尽力するなど、倒幕や明治維新に影響を与えた人物として知られています。

 

坂本龍馬の最期は、大政奉還が成立した1ヶ月後に近江屋事件にて暗殺されました。

 

 

今作八重の桜においても、坂本龍馬は土佐脱藩浪士として描かれました。

そして、そんな坂本龍馬を八重の桜で演じられたキャストといえば、柾賢志(まさきけんじ)さんです。

 

4月14日に放送された八重の桜第15話でキャスト出演となりましたが、薩長会談の場面で廊下に佇み西郷隆盛を迎えるというシーンでの出演でした。

 

しかし、顔は一切映ることなく、後姿のみのキャスト出演でした。

 

その後も、ナレーションや西郷隆盛役の吉川晃司さんの台詞で「坂本龍馬」と名前が登場する程度でしたね。

 

 

その演出についてネット界隈では、「今回は無理に坂本龍馬を出さなくても良い気がする」や「坂本龍馬を前面に出せば、そちらに話を持っていかれるし、後姿だけの演出は上手かったと思う」など前向きなコメントが多かったようです。

 

演じられた柾賢志さんのことを考えれば、もう少し出演を増やしても良かったのでは、と個人的には思いましたが、ドラマ八重の桜が求める演出であるのなら成功しましたし、納得もできます。

 

 

今作八重の桜が、「大きな歴史を作った人」に焦点を当てるのではなく、「歴史の中に生きた人」を描いた作品だということがこの件でもわかると思いました。

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