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八重の桜 題字
八重の桜の題字は手書きで書かれていますよね。
これは八重桜題字担当の赤松陽構造(あかまつひこぞう)さんという映画タイトルデザイナーの方が書いています。
ここで赤松さんの紹介と八重の桜の題字のテーマを紹介します。
私は今まで赤松さんの名前を知らず今回調べて分かったのですが、赤松さんはこれまでも数多くの映画やドラマなどでその美しい字でタイトルなどを書いてきました。
皆さんも一度は目にした事があると思います。
最近ではテルマエロマエや北野武監督の「HANA-BI」など総数400あまりの映画や本のタイトルに携わってきました。
作品の心を題字で表現するという赤松さんのその技術は素晴らしく映画や本だけでなくワインのラベルなど各方面で活躍されています。
今回八重の桜では綾瀬はるかさんが演じる八重のことを「幹の太いどっしりした感じではなく、細いけれどしなやかな枝の強さ」と考えたそうです。
津波に襲われながらも、春になって懸命に花をつけた被災地の桜と重ねた「折れない枝」をテーマにしたとのことです。
筆は竹筆を選び、竹をほぐして穂先にしたものを、にじみが少ない画仙紙に書いたものだそうです。
美しい字ですよね。タイトルを見ているとそのドラマを見たくなる雰囲気があります。
ちなみに八重の桜ではスタッフロールなども赤松さんが手がけているそうです。
題字というものに普段何気なく見てきたものだったのでちゃんと担当の人がいて考えられて作られていることにまず驚きました。
八重の桜でもそうですけど題字に確かに作品の雰囲気があります。
今度からそういうのを楽しんで見られるように気をつけます。