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八重の桜 山口県
八重の桜での長州藩の扱いに、現在の山口県の方の思いはとても複雑のようです。
今回八重の桜で描かれているのは会津藩の歴史が主体となって、それに伴う会津藩士の苦悩やその時の事件が数多く描写されています。
ご存知だとは思いますが、明治維新を迎えるための戦いで敗者となった会津藩なのですから、当然薩長同盟は悪の立場として見られてしまいますよね。
特に長州藩との遺恨は根深く、容保が京都守護職に任命されてからも攘夷派の長州を取り締まり、さらには蛤御門の戦いでも朝敵へと追いやりました。
八重の桜では長州藩をさも悪人のように描かれているため、それが今大きな反響となって山口県民は不快な思いをしているのが問題となっています。
これは大河ドラマなら少なからず昔からある歴史的な出来事を取りあげる際にある程度予測されることと思いますが、長州と会津はさらに特別気をつけて扱うべき問題だったように今となっては思います。
なぜかというと、この日本で未だに会津と長州はお互いに歴史の出来事を忘れまいとしている人がいるからなのです。
事実言葉に詰まるような事をお互いにしてきたと思います。
これらの遺恨が今回の問題の発端と言えるでしょうが、山口県民が見たくないと思うのは当然かもしれません。
しかし、逆の立場の話も当然あるでしょう。
だから私はもう過去は水に流して同じ人間として生まれたことを大事にし合うべきだと思うんですけどね。
ちなみに八重の桜のロケは山口県で行われているらしい情報がありますけど、これ本当だったら相当凄いですよね・・・