「中村獅童 」 一覧
八重の桜 キャスト 中村獅童
八重の桜にてキャスト出演されている中村獅童さんについて今回はご紹介したいと思います。
中村獅童さんは、1972年9月14日生まれの現在40歳です。
本名は小川幹弘さんです。
歌舞伎の名門である小川家に生まれ、中村獅童さんが6歳のときに日舞の稽古を始められ、自ら舞台に出演したいと祖母に直訴されたそうです。
そして8歳のときに歌舞伎座にて初舞台を踏まれました。
その当時から「二代目 中村獅童」を名乗っていたようです。
「獅童」は、小川三喜雄(父)の俳優の時の芸名とのことで、祖父の三代目であった中村時蔵の俳名に由来しています。
中村獅童さんの父は、中村獅童さんが幼い頃に歌舞伎を辞められたため、歌舞伎役者としての後ろ盾が全くない状態でのスタートとなりました。
番頭も付き人も勿論おらず、楽屋の支度などには全て中村獅童さんの母親が付いて行っていたそうです。
中学生の頃は、ロックに興味を惹かれていき、バンド活動をされていました。
日本大学藝術学部演劇学科に入学しますが、在学中にアマチュアバンドを結成していたそうです。
歌舞伎に全く触れない生活だった状態から、19歳のときに再び歌舞伎の道を進むことを決心しますが、歌舞伎俳優としての後ろ盾がないため、役がつかず、最後列の一番端っこに並んでいるだけの役など、下積みの時代を送られました。
1995年には故・団優太さんとボーカルユニット「UNIT33」を組んでCD も発売されました。
1996年に「狐狸狐狸ばなし」にて、おそめ役を務め歌舞伎座賞を、翌年には「歌舞伎の見方」の解説にて国立劇場特別賞を受賞され、歌舞伎役者としての一歩を進み始め、同時期に劇団などのオーディションも受けますが落選が続いたそうです。
2002年に映画「ピンポン」で準主役としてキャスト出演されたのが切欠で、日本アカデミー賞、ゴールデン・アロー賞、ブルーリボン賞、日本映画批評家大賞など各新人賞を総なめし、それ以降多数の映画やドラマに出演されるようになりました。
歌舞伎においても、2003年に「義経千本桜」「毛抜」にて初主演を務められたことで歌舞伎俳優としても認知されるようになりました。
2005年に女優の竹内結子さんと結婚されますが、2008年に離婚、現在は一般女性と交際され、現在まで順調のようです。
そんな中村獅童さんが今作、八重の桜にてキャスト出演され演じられている役柄は、勇猛果敢で武勇に秀でており、人情に厚く、京都守護職として市中警備のため藩の子弟により結成された「別撰隊」を率いるなど、戦いにおいても隊の先頭に立ち最後まで戦い続けた人物、「佐川官兵衛」を務められています。
八重の桜は非常に大勢のキャストが出演されていますが、中村獅童さんの熱い演技には魅せられますね!
これからも八重の桜での活躍を期待します。