八重の桜 久坂玄瑞
八重の桜で久坂玄瑞という方が出てきます。
皆さんはこの久坂玄瑞（くさかげんずい）という人物を知っていますか？
歴史に疎い私はあまりよく知らなかったのでこれを機に調べてみました。
八重の桜を楽しみたいので自分の勉強も兼ねて、早速紹介しようと思います。
久坂玄瑞は長州藩の志士で15歳にして家督を相続しました。
非常に頭が良いエピソードが多く、医学や洋学を学び若くして攘夷を志し吉田松陰と文論を繰り広げる経験などが有名です。
18歳のとき、松下村塾へ入塾しました。
吉田松陰は彼を大変気に入り、自身の妹、文を嫁がせるほどでした。
「防長第一流の人物たり、因って亦、天下の英才たり」とこれ以上ない評価をしたことも有名な話しです。
そして久坂玄瑞と二人で村塾の双璧と呼ばれていたのが高杉新作で、彼とは幼馴染でありながらライバルともとれるように競い合い、二人はその才能を開花させていきました。
そして攘夷活動の筆頭となって長州を先導する立場となり歴史的な変革を次々と起こしていきます。
ここまでを久坂玄瑞の人物紹介とします。
どれほど凄い人物かお借り頂けたかは分かりませんが、間違いなく日本に深く関わり、そして幕末に生きる人々を席巻した人物ということが伝われば嬉しいです。
ちなみにここからどんな事をしたのかという先は八重の桜でも見ることが出来ると思うので楽しみですね！
八重の桜では高杉晋作はそういえば出てこないのかな？
まだはっきりした情報は分かりませんが、この二人を主体としたドラマも見応えがあって面白そうですよね。
八重の桜展
八重の桜と連動して江戸東京博物館では八重の桜展を開催しています！
八重の桜展では文字通り八重の生涯の歴史やそれに関連した品々を公開しています。
八重という女性は実に聡明でカッコイイ方でした。
少しだけ紹介すると会津藩の敗戦後、京都へ移り自分の出来ることを模索し教師となって英語や聖書を学びました。その後、同志社を創立した新島襄と結婚。
日清、日露戦争で篤志看護婦として果敢に行動した素晴らしい人なんです。
それをこの八重の桜展でゆかりの品々と共に詳しく知ることが出来ます。
期間は2013年の3月12日～5月6日までとなっていて、毎週月曜が休館日となっています。ちなみに開館時間は朝9時半～夕方の5時半までとなっています。
場所は両国駅の江戸東京博物館の1Fで、住所が東京都墨田区横網1-4-1です。
八重の桜にハマってこれを機にもっと八重のことを知りたいという方は是非遊びに行ってみてはいかがでしょうか！
かくいう私もゴールデンウィークに行こうかなと予定しています。
八重の桜のドラマと同様に八重の会津での教えから順に幕末の京都、戊辰戦争、京都の衰退、ハンサムウーマンと呼ばれるまでの経緯、最後にその人生の終わりまで紹介されています。
こんな時代に生まれていたら私はどういう生き方をしていたのだろうかと考えました。
八重のように自らの信念に真っ直ぐと誰かの為に勇敢に行動出来る人は中々いないとやっぱり思います。
八重の桜展では新撰組に関する品々も多く展示されています。
歴史好きにはたまらないですよね。
